こんばんは。 

ららぽーと海老名が今年開業するのに刺激を受けて、改めてラゾーナ川崎、ららぽーと横浜、グランツリー武蔵小杉、そして近所のアリオ橋本といった大型ショッピングモールを見てきました。
また、グランベリーモール、三井アウトレット入間、南大沢も違う視点から見てきました。

ショッピングモールの魅力は人それぞれだと思いますが、大雑把に上げると
① アクセスの良さ
② テナントの充実
③ 居心地の良さ
この3点が大きい要素かと考えられます。


ここで居心地の良さという心理的なものは何なんだろうか?と考えると、 例えば、
・子連れでも長時間いれる(フードコートの充実)
・飽きない視覚、刺激(館内デザイン)
・程よい賑わい
などなど…

この半年、近隣のモールを見てきましたが、設備面の充実は当然にしても、意外に視覚的な空間設計の重要性に気づかされました。

20年ほど前から、メインストリートの吹抜け、両サイドに通路という構造が流行りとなりました。
建物内にいながら開放感を得られるという点で好評でした。
今となっては古いですが、自分が初めてこういった吹抜け構造のモールに行ったのは、横須賀の汐入駅前にあったダイエーだったと思います。今のような華やかなモールではありませんでしたが、その構造、設計デザインが好きで、よくデートしました。

最近、居心地のいい、好奇心のわくモールというのは、少しの「ゴチャゴチャ」が必要かと考えさせられます。
ここでいうゴチャゴチャ感というのは、メインストリートがただ直線的に延々続かず、適度に折れ曲がってたり、自然に回遊出来ることかと思わされます。

適度に曲がってる、例えばメインストリートが大雑把にいって三角形とかになっていると、歩いていても曲がると何があるんだろう?という好奇心、延々と歩かされない飽きはかなり減少させられます。

こういったモールの設計デザインとか興味があるので、調べようと思いましたが、まずは最近の感想まで。

さて、本題の都市計画ですが、例えばみなとみらい。ここは三菱地所?が所有していた土地に白紙から計画された都市計画です。周辺はみなとの情緒を生かした都市景観。
ただやはり合理的な碁盤目状に整備され、かつ歩車分離という設計思想で完成されてきた街です。歩行者は車道は歩かさないようにビル、テナント等を配置しています。
当然ながら、外の道路は、無機質となり単調な都市景観となります。

日本の街の魅力というのは、緩やかな坂もあったり、折れ曲がっていて、この先には何があるんだろう?という視覚的な変化も重要だなと考えさせられます。
あとは、片側2車線の道路はどうしても街を分離してしまう欠点があると。

また追記します。

【続く】