こんばんは。

正月、神奈川新聞(カナコロ)に京王橋本駅の移設についての記事が掲載されてました。
見た方も多いかと思います。

神奈川新聞-京王橋本駅の移設検討 リニア新駅へ接近 

http://www.kanaloco.jp/article/143452



下の写真が委員会で提示された市の資料です。

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この移設案は現況の京王橋本駅(高架駅)をそのまま移設するものです。
この案のデメリットに「京王線の駅舎により街区が分かれる」「都市基盤の整備において制約が生じる」と書かれています。
このピンク・オレンジ色に塗られているエリアが京王線の新駅により分断されてしまうので、確かに街づくりをする上ではかなりのデメリットとなるかと思われます。



【京王橋本駅の移設-地下駅の提言】

リニア橋本駅は開削工事(地上から掘削)で施工されます。
下記の写真の範囲が開削工事と推測されます。
リニアは地下3階なので、地下2階・1階のリニアの路線上はフリーとなっています。
そのため、京王線の新駅を地下化したらどうだろうか・・・と思います。


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また、どのようなプランになってもJR橋本駅の地下改札の新設もしくは移設の技術的な検討はやはりJR東日本に要請すべきかと思います。 
その理由は下の図をご覧頂ければと思いますが、リニアとの改札を地下の同じ階にして乗り換えをスムーズにさせることです。

【案1】

理想

京王線橋本駅ホームを地下1階にして、JR、京王線、リニアの改札を全部地下2階にします。
メリットは、京王線の改良工事が案2に比べると深くないため工事費が安く抑えられる。
デメリットは賑わいの軸が深いため、開放感が少なくなる可能性。



【案2】 
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この案が理想系かと。
京王線のホームを地下2階にし、地下1階に全部の改札を集約させて賑わいの軸にする。メリットは賑わいの軸が深くないため、開放感が案1よりはある。JRの改札の地下化が容易になりそう。デメリットは京王線の改良工事費が大きくなりそう。
個人的には、メインストリートから見える丹沢の山並みがメインストリートのランドマークとなったらいいな…と思ってましたが。


(現状のままだと)
現況



オープンのエリアは賑わいの軸ですが、イメージ的には下の写真(ラゾーナ川崎)みたいな感じだといいかと思います。
案2の理想系で説明すると、写真右下の広場が橋本駅賑わい軸として地下1階に相当します。 
ここの広場(地下1階)にすべての改札を集約させます。写真の2階の階には京王線のホーム。写真の3階以上は賑わいの軸に沿った商業施設のイメージです。

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【徒然】

ラゾーナ川崎は、年商700億円叩き出す駅前型のららぽーと(三井系列)ですが、ここのモールは画一的なモールと違って、独自のデザイン設計、動線設計がされています。
駅前型だから700億円も売りあげるのではなく、動線や空間設計の魅力もかなり寄与していると思います。

橋本駅の駅前再開発(地下を含めた立体開発)はこういったモールもじっくり見てみると面白いかと思います。

橋本の再開発のように地上、リニア地下を一体化した大規模な開発は、あまり前例がありません。
平面的な都市計画だけではなく、立体的な都市計画が求められますが、その重要な要素として、駅間の円滑な動線の確保、そして回遊客が増えるような魅力…

オープン地下のターミナルといえば、新宿駅西口を思い出しますが…暗いですよね。。開放感のあるような地下設計、何処かあれば見に行ってみたいです。



※ 2016年1月11日、本記事を訂正加筆しました。

※ みなとみらい駅から動線、乗換、アクセスを考察