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こんばんは。
締め切り近い事案があるんですが、なかなかうまくまとまらずにこのブログに逃避して徒然書いています。

題名の通り「工事のお知らせ」が投函されていたので、橋本駅近隣ニュースとして記事にしました。

このビラには工事の流れが詳しく書いていました。リニア橋本駅の建設工事
も同様な流れでいきますので参考になるかと思います。



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これが完成すると橋本駅から区役所方面に行く際、わざわざ反対側に横断歩道渡って・・・ということがなくなりますね。


【この地下通路の目的】

結構大規模な地下通路工事ですが、交通量の割合多いこの交差点で、横断歩道から地下通路化した目的は大雑把に2つあります。

⑴ 歩行者のより良い安全性のため(横断歩道は危険)
⑵ 右折車・左折車の流動性をあげること(渋滞の解消)

ここの16号を渡る横断歩道は距離も長く歩行者も多く、右折車・左折車はなかなか曲がれないという実情がありました。この地下通路化によって、自動車の流動性はかなり高まりました。

今回の工事によりひとまず完成になりそうです。



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工事概要は写真で確認お願いします。

この工事の発注者は国道16号関係なので維持管理している国土交通省となっています。


本題の地下通路の延長工事。


【地下通路工事の流れ】

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① 杭打ち工 
杭打ち工とは掘削する際の土留めの柱を打ち込む工事(杭打ちと書いてるので横矢板工法かと)です。

一般的な工事の土留めは2種類あります。
 ⑴ 鋼矢板工法
 ⑵ 横矢板工法



 上の写真が鋼矢板工法による土留めです。鋼矢板工法の場合は、地上から20m近くの鋼矢板(パイル)を1枚1枚ぴったりと圧力を掛けて打ち込んでいきます。この工法は鋼矢板なので、それ自体で止水が出来るというメリットがありますが、上記写真のように大型の機械を使用して打ち込むため、それなりのスペース、また空中上に支障がないことが最低条件となります。地盤の悪いところに止水も兼ねてすることが多いです。
また、地下に思わぬ障害物があると打ち込めなかったり、非常に神経を使っても何かとトラブルが多いです。 

 下の写真が横矢板工法です。地上から打ち込む杭は必要最低限とし、掘削しながら主に木製の板をはめ込んでいきます。メリットは鋼矢板工法に比べると大型機械が最小限に抑えられることがありますが、デメリットは止水が出来ないこと、地盤の緩いと掘って板をはめ込むのが困難なため不可能なことです。
 今回の工事は、地盤が良さそうなこと、商店街、電線等といった条件から横矢板工法が採用されているようです。 


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② 路面覆工


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道路上の工事箇所を全部掘削工事すると、工事期間中の長期間通行止めとなってしまいます。
そのため、掘削する前に写真のように覆工板をのせる工事を行い、全面通行止めとならないようにします。

特に今回の工事のように、地下にコンクリートの打設・躯体の構造物を建設をする場合は養生の時間が必要なため、行わざるを得ません。 

リニア橋本駅の建設は、相原高校の敷地が主なため、覆工板工事は橋本駅からアリオに向かう道上くらいかと思われます。

JR東海がリニア橋本駅の概略を発表した際、駅躯体が16号線に掛からないよう配置していたのも、この覆工板工事が不要となるためかと考えられます。



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③ 掘削工
片側1車線規制を行い覆工板を開けて掘削していきます。その際に、土留めとなる木製の横矢板をはめ込んでいきます。
掘削が全部終わると、④躯体工(コンクリート打設)するために底を砕石等で均し固め、また型枠を組んでいきます。

④ 躯体工
出来上がった型枠にコンクリートを打設していきます。

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⑤ 路面復旧
躯体が完成したら覆工板等の仮設を撤去し埋戻し後、路盤、舗装工事をします。この際も全面通行止めになります。


【雑記:管轄、計画と政令指定都市】 

話が少しずれますが、相模原市は政令指定都市になりましたが、その意義を考えたことはあるでしょうか? 
政令指定都市に指定されると、県が権限を持つ業務の多くが政令指定都市に移譲されます。実質、県と同等の権限を持ちます。 

リニア橋本駅の再開発に関して、もし相模原市が政令指定都市でなかったら、神奈川県主導で進められることになったでしょう。
というのも、区画整理事業といった都市計画上の権限は、都道府県並びに政令指定都市にあるからです。 

これまで何度も開催されてきた再開発事業の委員会等も、政令指定都市でなかった場合、県主導となっていたかと考えられます。 

通常の市町村の場合、都市計画の決定権はもちろんなく、確か3m以下の道路の維持管理権しかなかったと思います。 

そのため、政令指定都市でないと、市道の計画等は基本的に市町村は出来ないため県が計画施工し県道となります。 

リニアの開発にあわせて政令指定都市になったのか、たまたま偶然なのか・・・いずれにしても、政令指定都市になれたことにより、近隣住民といった関係者が橋本の再開発事業に直接関われるためその意味は大きいかと思われます。 


【雑記徒然】

中規模の建設工事は、今回のこのような工事フローとなります。

横断歩道時代はいつもこの表通りを通ってましたが、歩きタバコがマナー違反という風潮が出始めてから徐々に横浜線横を通るようになりました。
当初は人通りも少なかったため歩きタバコ出来ましたが、今は歩きタバコダメ!絶対!という風潮なので出来なくなりました。

その名残から、自分は今でもこの横浜線脇の道をタバコロードと勝手に名付けています。
夕刻、駅からタバコロードを歩くと、横浜線の信号や高尾山?の山並みが何とも言えない情緒がありお気に入りです。

この地下道、橋本駅まで直結してくれればいいのに・・・と思う方も多いかと。