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こんばんは。

今夜は都市計画や街づくりにまったく関係のない日記・雑記です。
思いつくまま徒然。

自分は10年ほど前に橋本に引越してきました。
住めば住むほど橋本・相模原の魅力にはまり、この利便性や環境に慣れると他の街に住めないな・・・と何度も思いました。

【首都圏の境界線】

「首都圏の範囲は?」という議論の中で、「国道16号線内(東京環状)の内側」という答えがよくあります。
神奈川県民からすると?、藤沢や横浜の西部も・・・とも思いますが、大雑把に考えるとそうかも・・・と思うこともしばしばあります。

夜、橋本のマンションから夜景を眺めていると、今の季節のように空気が澄んでいる夜は、手前の相模川近辺から漆黒の夜景?となっていることに数年前に気づきました。
丹沢の稜線すら漆黒で夜空との境界線が見えないこもあり、山・山並みになにやら畏敬やら畏怖を覚えることもあります。

また、橋本では住宅地や町中の夜景では見れない、一面に広がる暗闇の中、ぽつんとたっている信号機の点滅や、たまに通る車の灯りが表現のしようのない「静寂」、「縁」、「果て」というものを感じました。

「ここ(橋本)は首都圏という街の境界線なんだな・・・」と実感しました。

大自然と住宅街、首都圏のまさに境界線。どちらにもアクセスがいいという。

【早朝の魅力、空の魅力】

境界線を感じることは、春先などの早朝にもよくありました。
やはり大自然が近いからか、朝に森の匂いがすることがしばしばあります。初めの頃は驚いて風向きとかたまたまだろう…と思っていましたが、やはり結構な頻度で森林の匂いがしていました。これもやはり橋本ならではの住環境の魅力だと思います。


本題の都市と道路の話を徒然。

【圏央道と運輸】

昨年末に、相模原市内に大型の倉庫が建設されるというニュースを聞いて、「またか」と思いつつ、圏央道、首都圏の出入り口という立地を考えると、やはり運輸的にも重要な立地と再確認させられます。

前にも記事に書きましたが、橋本周辺はリニアといった鉄道網の将来性は当然ですが、運輸といった道路網の将来性のほうがここ10年、今現在に至るまで重視されています。

【圏央道とインフラ整備】

「圏央道はなんで最初から片側3車線で建設しなかったんだろう」と、埼玉県の鶴ヶ島から青梅あたりまで開通した頃から思ってました。
これは当時(今もかもですが)の世論、「建設工事は悪」、「建設費削減」といった世論を鑑みると、やむを得なかったのか・・・。そういう批判を無視して押し切れる政治家はいなかった、世論的に許される環境ではなかったと思います。

政治家は選挙といった「短期的な世論」に同調せざるをえません。インフラ整備といった国家の基盤となる数十年スパンの計画を立案、実行していくのは選挙等といった制度的にも厳しいものがあります。

このあたりは短・中期的な利益を求める株主の多い株式会社も同様なジレンマがあるかと考えられます。
このジレンマのない株式会社は、強いカリスマ性を持つトップがいること、そのトップの強い経営手腕に由来する会社だけと言っても大企業に限っては否定出来ないかと思います。

【夜景雑記徒然】

この季節は夜景の綺麗な季節です。
神奈川県で有名な夜景スポットはヤビツ峠と湘南平。
写真で見るとヤビツ峠の夜景は「ふーん」ですが、実際に見ると、おお!と感動しますよね。ただ走り屋が多いですが。



湘南平は20代のデートスポットで何回も行っている方も多いかと思います。
江の島の灯台や相模湾の海岸線、そしてたまに走る新幹線がいいですよね。

湘南平に行ってみたい!連れて行って欲しい!と言われても、圏央道が出来ても遠くて気軽には行けずに断念というパターンも多いですよね。

夜景は「街の活動でもあり、それが静寂に包まれた中で見るからまた幻想的で感動するのかな・・・」とよく思います。
この静寂というのが重要で、高層ビルの窓越しから見る夜景にはない魅力です。

「静寂」の中に、聞こえる街の活動する「ぼーっといった」音、車の走るエンジン音、風、すべての感性が研ぎすまされている中、たたずむ街灯りを見ると何か揺さぶられるものがあります。高層ビルの窓からの夜景にはない魅力。

夜景を見ていると、信号の点滅が幻想的です。
ピカピカって何かメッセージを感じるというか。
実際、灯台は船にメッセージを送っていますし、光りのひとつひとつが意味がないようで意味があるのが、またいいのかと。

本当に徒然でした。
今度は都市計画の記事を書きます。
また徒然と。