こんばんは。
最近リニア関係のニュースがないため、「相模原」「相模国」の由来の定説と私説を書いていきます。
徒然書きますが大雑把にこういう流れで書いていこうかと。
⑴ 相模国の誕生(3つの国の合併)
⑵ あしがら・かまくらの由来(私説)
【相模国の誕生】
⑴ 相武国造(高倉郡→高座郡) さがむ
⑵ 師長国造(足柄郡) しなが
のちに
⑶ 鎌倉・三浦(三浦郡)
が加わったとされています。
ポイントは全部の郡と鎌倉の語尾に「ら」がついていることかと考えています。
実はこの「のちに鎌倉が相模国に加わった」というのが「かまくら(鎌倉)」の由来ではないかという私説を後々書いていきます。
Wikipediaからです。
結論としてなぜ相模国となったのか定説は確定出来ていません。
【寒川神社が解く鍵】
寒川神社は神奈川県(相模国)の一宮ですが、定説によると、相武国と師長国が一宮を争い、その結果、相武国の神社である寒川神社が一宮になったとのことです。
現在でも平塚から小田原までの間には、国府津、二宮・・・そのほか諸々歴史を感じますが、それは酒匂川流域を支配圏とした「師長国」の歴史かと。
以下は私説です。
【私説】足柄の由来
「ら」は「神」という意味があります。
しなが(師長)は相武国からすると敗北した相手国であり「悪しき」国、神です。
あしき・しなが・ら
↓
あしながら
↓
足柄(当て字)
なのかなと推測しています。
【私説】鎌倉の由来
鎌倉は8世紀にはこの漢字で書物に出てきています。
鎌倉ほどの地名でも由来は諸説あって定説がありません。
自分は足柄と同時期についたと推測しています。
その歴史的な事件が、先ほどの一宮を争った相武国と師長国の争いです。
この争いで、ヤマトタケルの子孫が治めていた鎌倉・三浦は静観。後に相模国と合併。
静観、何にもしないことを「かまける」と言いますが、鎌倉の語源はこの「かまける神」かなと推測します。
かまける・ら
↓
かまくら
↓
鎌倉(当て字)
上記は私説なので、鎌倉の由来の諸説を一応掲載しておきます。
鎌倉市HP-鎌倉の由来(諸説)
【私説】相模の由来
一宮を勝ち取った相武は「たかくらぐん」と言われていたようです。
たかく・ら
↓
高倉・(太加久良)
↓
高座(漢字同意味変換)
↓
こうざ(異次元変換)
【たまたま?】
不思議なことに、神奈川県は古代
⑴ たかくら(高倉・高座郡)
⑵ あしがら(師長・足柄郡)
⑶ かまくら・みうら (三浦郡)
と3つの地域の語尾が「ら」となっています。これは偶然なのでしょうか?
相模国は、この3つの国(神)から成り立ったことから「みっつのかみのくに」から「さがみ」、そして当て字で「相模」となったのかなと推測します。
【雑記】
私説ですが、語尾の「ら」や「み」というのは古代「神」、「神聖な」という意味が込められているかと考えられます。
戦国マニアの方も多いかと思いますので例を挙げます。
織田信長上総守など国守を「◯◯のかみ」と呼びますが、これは古代有力豪族を「かみ(神)」と呼んでいた名残かと考えられます。これに律令国家風に漢字を当てたため国守と書いて「◯◯のかみ」となったのではないでしょうか。
詳細は省きますが「ら」も同様な節が多々見られます。
このあたり興味のある方は趣味ブログでご覧いただければと思います。
「神」というのは「王」とか「有力な豪族」を意味します。
「ら」について調べていたら、仏教の神様は最後に「ら」がついていることを知りました。
神奈川のあしがら、たかくら、かまくら、みうら、これらの「ら」は同意味、同じ話し言葉から来たものと推察されます。
また徒然。
「神」というのは「王」とか「有力な豪族」を意味します。
「ら」について調べていたら、仏教の神様は最後に「ら」がついていることを知りました。
神奈川のあしがら、たかくら、かまくら、みうら、これらの「ら」は同意味、同じ話し言葉から来たものと推察されます。
また徒然。
【続き】
相模の由良⑵国府はどっち?ー神奈川県民「あるある」
かまける御浦の神が稲村ヶ崎で相模国編入を否む!
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