こんばんは。
また徒然と思うがままに。

【カナコロ】駅舎移設「早急に結論」リニア建設で京王橋本駅(2017.12.2)
http://www.kanaloco.jp/article/294986

こんなニュースがありました。

いきなり話がそれますが、素人観点でリニア品川駅とリニア橋本駅の難易度を評価してみたいと思います。

【品川駅】
 総合難易度     ★★★★
 都市計画   ★★
 工事施工   ★★★★★
 行政負担   ★★
 住民負担   ★★

【橋本駅】
 総合難易度     ★★★★★
 都市計画   ★★★★★
 工事施工   ★★
 行政負担   ★★★★★
 住民負担   ★★★★★


リニア橋本駅の総合的な難易度の高さは協議、調整、計画、厳しすぎる時間的制約・・・が特徴かと考えられます。

数年前に2027年に開業を発表され、通常数十年掛かる再開発を、本来の都市計画からのトップダウンではなく事業者側に合わせてボトムアップの繰り返し作業という困難さがあります。   


【カナコロの記事の気になる点】

JRが何故名古屋側に66m動かすのか?非常に気になります。
これによって横浜線下の非開削工法が不要つまりシールド工法で施工、東京側からの到達立坑が相原高校になるという意図でしたら、施工的、経済的にもかなり意味がありそうですが。

201705180401003-1


参考になる資料がこれしかないですが、66m設計変更の目的をこれだけをもとに推測してみます。

ちょうどⅢブロックの16号線側は4線ホームの膨らみがありません。ポイントだけ設置なので、シールドトンネル内、つまり16号線真下、名古屋側でも可能と判断したのかなと。

この66mが、250m(Ⅰ・Ⅱブロックの延長)だとしたら、Ⅲブロック内に東京側からのシールドマシンの到達立坑にしてⅠ・Ⅱブロックはシールド工法に変更と考えられますが、延長的にそういう目的の設計変更ではなさそうです。

そういったことからJRに振り回されそうな事案ではなさそうかなと推測されます。


中途半端ですが徒然。